【第17回】6月には歯と口の健康週間があり…

Blog【第17回】6月には歯と口の健康週間があります

お知らせ・ブログ2015/06/14

吹田市千里山東にある通いやすい歯医者「あらかわ歯科・矯正歯科」。こちらは、【【第17回】6月には歯と口の健康週間があります】に関するページです。当ブログでは、クリニックからのお知らせや新着情報、歯科診療に関することなどを随時更新しています。もしお口のことで気になること、お悩みがあれば、ぜひお早めに当歯医者までご相談ください。当歯医者ではできるだけ歯を残し、痛みが少ない治療をご提案しています。

【第17回】6月には歯と口の健康週間があります

突然ですが、この間の6月4日は何の日だったかわかりますか?

6と4でムシなので「虫歯予防デー」です。この虫歯予防デーですが、歴史は意外と古く、始まったのは昭和3年のことでした。

それから10年間は6月4日を歯の健康を見直す日としていましたが、昭和14年から16年は「歯を守る」という意味の「護歯日」に名称が変わり、それに合わせる形で日にちも5月4日になりました。更に、翌年昭和17年には「健民ムシ歯予防運動」と名称が変わっています。しかし、昭和18年以降は太平洋戦争が激化したため中止となりました。

虫歯予防運動が復活したのは終戦から4年目の昭和24年。「口腔衛生週間」と名付けられ、この時から1日だけではなく、1週間の期間を設けた運動となりました。その後も、昭和27から30年は「口腔衛生強調運動」、昭和31年と32年は「口腔衛生週間」と名称の変更が繰り返され、昭和33年からは皆さんおなじみの「歯の衛生週間」となっています。頻繁に変わっていた呼び名ですが、この名称だけは半世紀以上も親しまれてきたのですね。

しかし、この名称も今年平成25年からは「歯と□の健康週間」に変更されています。歯だけでなくお口の中も健康に保つことが重要で、そのことが全身の健康にもつながるという意味を込めての変更です。皆さんもこの1週間を、年に1度、お口の健康を振り返る日として役立ててみてはいかがでしょうか。

◆予防の3つのポイント

「歯と□の健康週間」はその時期だけでなく、継続的に行うことが大切です。ご自宅ではじめられる予防のポイントをご紹介しますので、ぜひ毎日の予防ケアにとりいれてみてください。

◎1.プラークコントロール

プラークコントロールとは、歯に付着したプラーク=歯垢を取り除くことです。毎日の歯磨きで、歯垢を付きにくくしたり、付着した歯垢を取り除いたりするのが基本です。それでも、こびりついて石のように硬くなってしまったものは自分でなかなか落とせません。歯科で定期的に取り除くことをオススメします。

◎2.シュガーコントロール

シュガーコントロールは、呼んで字のごとく糖分を摂りすぎないように気をつけることです。歯垢は虫歯菌や歯周病菌のすみかになるので、その歯垢に栄養を与えないように、食事に含まれる糖分を調節する必要があるのです。また、糖分を口の中に長時間置くことも歯垢に糖分を与えることにつながるのでお菓子のだらだら食いなどには注意しましょう。

◎3.フッ素

フッ素は市販の歯磨き粉や洗口剤にも含まれている物が多いので、虫歯予防に効果があることをご存知の方は多いでしょう。歯科ではお子さんの歯の強化やクリーニングの際に濃度の濃いフッ素を塗布します。虫歯になりやすい方は、歯垢の除去と共にフッ素塗布もしておくと安心です。

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