下顎前突症とは

Blog下顎前突症とは

お知らせ・ブログ2017/01/17

吹田市千里山東にある通いやすい歯医者「あらかわ歯科・矯正歯科」。こちらは、【下顎前突症とは】に関するページです。当ブログでは、クリニックからのお知らせや新着情報、歯科診療に関することなどを随時更新しています。もしお口のことで気になること、お悩みがあれば、ぜひお早めに当歯医者までご相談ください。当歯医者ではできるだけ歯を残し、痛みが少ない治療をご提案しています。

下顎前突症(かがくぜんとつしょう)とは、歯科における不正咬合の一形態を指します。

噛み合わせたときに下あごにある歯全体が、上あごにある歯全体より前方に突出していることを指します。

受け口、しゃくれと呼ばれ、見た目上の特徴として下唇が上唇よりも前にある状態になります。

 

下顎前突症は、欧米人に約1%程度現れる顎変形症です。

下顎前突症は「ハプスブルク家のあご(下唇)」とも呼ばれ、

血族結婚の特徴としてみられ、遺伝的な要因が関与しているとされています。

家系的および人種的傾向が認められる為、遺伝的な顎骨の大きさの異常と関連しているとされています。

遺伝的要因の他には、胎生期の発育障害、歯の発育障害、

口呼吸、おしゃぶなどの環境的要因でも発生します。

 

永久歯列期の歯性下顎前突症は、歯科医院で治療を受けられる通常の固定式矯正装置や、

機能的矯正装置でも比較的簡単に治療可能です。

 

前歯が出ている、歯と歯が重なり合っている、歯並びがガタガタしている、

下の歯が上の歯よりも外側にある、かみ合わせが悪いなどが気になる場合、

歯科医院で下顎前突症の治療を受けることで、症状が改善する可能性がありますので、

治療の相談されることをお勧めします。

 

最近では目立たない透明のマウスピースで、食事や歯ブラシの時に取り外しができるものなど、

負担の少ない治療方法が開発されています。

コンピューターで計測して歯を動かすので痛みが少なく、実際のゴールを3Dで最初に確認できるなど、

満足の行く結果になるか事前に知ることも出来ます。

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