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Blog歯医者で治療にかかる時間や費用、痛みや子供に対する治療方法は?

お知らせ・ブログ2018/10/15

吹田市千里山東にある通いやすい歯医者「あらかわ歯科・矯正歯科」。こちらは、【歯医者で治療にかかる時間や費用、痛みや子供に対する治療方法は?】に関するページです。当ブログでは、クリニックからのお知らせや新着情報、歯科診療に関することなどを随時更新しています。もしお口のことで気になること、お悩みがあれば、ぜひお早めに当歯医者までご相談ください。当歯医者ではできるだけ歯を残し、痛みが少ない治療をご提案しています。

歯医者の治療を受ける時には通院の回数や費用が非常に気になるものだと思います。自費の診療や保険の診療で治療費用は大きく異なりますし、患者さんにとっては非常に不安な要素ではないでしょうか。歯医者の治療で知っておきたい基本的な予備知識を皆さんにご紹介いたします。

 

●セクション1 治療が終わるまでに歯医者に行く回数と、通院一回あたりに必要な治療時間について

 

歯医者の治療を受ける時に気になるのが治療の時間と治療の回数です。治療法によっては再診を要するものもあり、患者さんにとっては不安な要素の一つでしょう。基本的な診療の基本知識をご紹介いたします。

 

└初診に行うことと治療に必要な時間と費用

はじめて歯医者に出向いた時に行うのはまず、患者さんのお口の状態の把握です。さまざまなお口の病気の原因を調べ、とくに歯周病の有無や虫歯の有無を診察し、治療の方針決定を行います。

 

初診の段階では費用としてはそこまで大きな金額はかからず、だいたい2500円前後の金額になることが一般的です。ここに初期の虫歯の治療を行う、薬の処方などを行う場合だとさらに費用がかかり、だいたい3000円程度になるでしょう。

 

 

└治療の種類と再診をする理由と再診にかかる時間と費用

 

初診の段階でしっかりと治療を完了できれば良いのですが、実際に初診の段階ですべての治療を終えるのは非常に難しく、大抵の場合は再診のタイミングで治療を進めます。

 

初期の虫歯や歯肉炎などの軽度な状態であれば初診の段階で治療を進めることも難しくないのですが、予約の状況や治療の進め方によっては治療を進めるのが難しい場合もあり、再診が必要になります。

 

再診ではだいたい30分程度の時間で治療が可能な範囲で治療を進めていきます。あまりに治療時間が長いと患者さんがお口を開け続けるのにも負担がかかるので、このくらいの時間設定をおいているのが一般的でしょう。

 

再診の費用は治療の種類によって変わり、虫歯であれば症状によりますが2000~7000円前後の費用がトータルでかかります。費用に不安を覚えるときはあらかじめ歯医者に相談をしてみましょう。

 

●セクション2 保険診療・自費診療それぞれ治療にかかる費用について

保険診療と自費診療はかかる費用が非常に異なってきます。それぞれの治療の特徴をよく理解することが非常に重要なので、しっかりと把握しておきましょう。

 

└保険適応が利く範囲内の治療種類

・虫歯

虫歯の保険診療では、コンポジットレジンという光で固まる樹脂の詰め物やインレーという銀色の金属でできた詰め物を利用することができます。根管治療の様な歯の内部の神経の治療も保険適応で受けることができます。

 

・歯周病

歯周病の保険診療では歯石の除去と歯の表面を滑らかにする治療、歯茎に対して薬剤を作用させ炎症をコントロールする治療が行われ、状態がひどい場合には歯周外科という歯茎の外科手術の治療を受けることができます。歯茎と歯の間の歯周ポケットに細菌が住み着いていると大きな感染症を引き起こす原因になります。しっかりと治療をする様にしましょう。

 

・補綴

人口の歯や入れ歯を取りつける治療が補綴の治療です。保険適応の治療ではレジンという樹脂でできた入れ歯や、金属のクラウン・ブリッジ(前歯の部分には白い材料のブリッジが使えます)を使った治療を受けることができます。治療費用も大きな負担にはならないので、患者さんにとって非常に利用しやすい治療でしょう。

 

└保険適応外における自費治療の治療種類

・虫歯

自費診療ではゴールドの詰め物や非常に質の高いレジンの詰め物を利用でき、審美的にも非常に良い仕上がりになります。治療の仕上がりをより美しくしたい場合には、ホワイトニングを合わせて行うことでお口の印象を大きく改善できます。

 

・歯周病

自費診療の歯周病の治療では失った骨を再度増加させる治療が利用可能です。骨が少なくなっている場合には歯を失った部分へのインプラント治療も難しくなるので、歯周病がひどくインプラントの治療を受けられないと言われた方も一度ご相談ください。

 

・補綴

保険適応外の補綴治療ではより審美性の高い入れ歯や軽い材料でできた入れ歯、セラミックなどの見た目の非常に美しいクラウン・ブリッジの治療を選択可能です。もちろん、インプラントを使った補綴治療も可能です。

 

・矯正

矯正歯科の治療は基本的に自費診療となります。一般的はワイヤーとブラケットを利用した矯正治療だけでなく、透明なマウスピースを利用した矯正治療も利用可能です。

 

●セクション3 治療の痛みや麻酔をかける痛みの程度について

治療を受ける時に気になるのが痛みではないでしょうか。治療の種類に応じてさまざまな麻酔を組み合わせて治療を行うので、一度しっかりと理解しておきましょう。

 

└麻酔の種類

一般的に広く利用されている麻酔は浸潤麻酔という麻酔を利用して治療を行います。歯茎に麻酔薬を注射して痛みを除去する方法で、この麻酔を利用することでほとんど痛みを感じることなく治療を受けることができます。インプラントなどの手術を伴う治療でもこの麻酔法だけで十分に痛みを取り除くことができます。麻酔の注射の前に表面麻酔という歯茎に塗るタイプの麻酔を利用すると、痛みをほとんど感じずに麻酔を利用できます。お子さんの治療だけでなく、大人の治療でも痛みを除去することは非常に重要なことで、表面麻酔と浸潤麻酔を併用し、安心して治療を受けていただきます。

 

あまり利用されない麻酔法ですが、このほかにも歯医者が行う麻酔には伝達麻酔というより広範囲に痛みを取り除く麻酔法があり、これは痛みの原因になる神経の大元の部分に麻酔をかけ、非常に広範囲の痛みを取り除きます。

 

 

└麻酔を使う治療と痛みの程度

麻酔を利用する治療代表は虫歯の治療です。虫歯が大きくなり、象牙質という部分にまで虫歯が進展していると治療に際して痛みが出てきてしまうことがあります。このほかにもインプラントの治療やブリッジの治療を行う時に麻酔を利用して痛みを取り除きます。

 

骨を増やす骨造成の治療を行う時にもこの様な麻酔を利用して手術を行います。

 

●セクション4 子どもの歯の治療方法、歯医者でしてもらえる子どもの虫歯の予防指導について

 

歯医者の治療ではお子さんに対しての治療やお子さんの歯ブラシの使い方指導も行います。お子さんが自分で健康なお口を保つことの重要性を理解できる様に、定期的に歯医者に通院し、メンテナンスを受ける習慣を作ることが非常に重要です。

 

└子どもにありがちな歯の治療例一覧

 

・虫歯

お子さんの虫歯の治療で非常に重要なのが虫歯の治療です。お子さんの歯は大人の歯に比べて虫歯になりやすく、とくにに噛み合わせの面から虫歯になりやすいので注意が必要です。虫歯になった時にはしっかりと麻酔を行い、痛みのない状況で治療を進めることが非常に重要です。不安を感じない様に細心の注意を払って治療を進めます。

 

・矯正治療

お子さんの矯正治療では一般的な矯正治療だけでなく、マウスピース装置を利用した矯正治療を行うこともできます。お子さんの矯正治療は不安や痛みを感じない様に治療を進めることが非常に重要です。安心して治療を受けることができる様に、痛みや負担の少ない矯正治療を進めて行きます。

 

・永久歯がうまく生えない

永久歯がうまく生えないというのは多くのお子さんが経験するもので、必要に応じて麻酔をしてから乳歯の抜歯を行います。乳歯の生える位置が悪い場合、永久歯がうまく生えてこない場合には矯正治療を併用して美しい歯並びになる様にお子さんの顎の成長を手助けします。

 

└子どもにおける歯磨きからはじまる予防歯科

 

お子さんのお口の状態を健康に保つためには、歯医者の治療を受ける前に予防するという着眼点が非常に重要です。お子さんの永久歯が生えてすぐにシーラントという噛み合わせの溝を埋める予防処置を行う、またフッ素塗布を行うことで虫歯にかかるリスクを大幅に低下できます。

 

また、歯磨きの使い方や年齢に応じてデンタルフロスの使い方まで身につけてもらい、お子さん自身に歯の汚れに対して意識を向けてもらうことが非常に重要です。

 

予防の治療を受けることで将来かかりうる治療費用を大幅に抑えることができます。お子さんの虫歯の状態が不安な方は一度歯医者に相談をしてみましょう。

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